平成27年11月8日(日) 健康くるめ21フェスタ2015 
「こども薬局 in 久留米」報告



広報編集委員会 担当常務理事 今村 葉子
 
 いまや全国のあちこちで開催され、大人気のこども体験の一つとなっている「こども調剤体験」ですが、今回、久留米三井薬剤師会は
初めて行政と連携し、「健康くるめ21」の事業のイベントである「フェスタ2015」にて「こども薬局in久留米」を開催しました。

 会場の混乱を避けるために全て予約制にし、専用申込みサイト・ハガキ・FAXのいずれかの方法で事前にお申込みを頂きました。
ご応募多数で全て満席となり、抽選という形になりました。

 形式は、1枠約25分で3つのパターンの調剤を体験してもらいました。

時間割は下記の通り↓で、1枠の定員は9名です。
1  10:30-10:55 2  11:00-11:25
3  11:30-11:55 4  12:00-12:25 5  12:30-12:55
6  13:00-13:25 7  13:30-13:55 8  14:00-14:25 9  14:30-14:55

一包化コーナー
分包機を使い、マーブルチョコを一包化 →
PTPコーナー
←ハイレモンとヨーグレットを棚からピッキング
水薬コーナー
イチゴシロップとカルピスウォーターで計量混合調剤→
受付では、必ずもう一度アレルギーの確認をしました。
ネームプレートはご本人や保護者の方に記入してもらい
スタッフが名前を呼び間違えないように
全てひらがなで書いてもらうことにしました

1枠の始まる前は必ず薬剤師から注意事項などの
事前説明を行います。
まだみんな緊張している時間ですね。
「しょほうせん」ってなぁに?
ここに書かれていることは、どんなこと?
ひとつひとつを薬剤師が丁寧に指導します。
はじめて分包機を動かすドキドキタイム
シロップを計る時は、目の高さに合わせてね。
かなり真剣モード。
体験した後は、ひとりひとりに修了証を薬剤師から手渡します。

やり遂げた充実感で最高の笑顔!!
私たち薬剤師も心から嬉しく思える瞬間です。




また少し離れた別のコーナーでは、禁煙相談コーナーを設けました。
友安会長・満安専務・杉岡理事・木原理事が担当です
隣のコーナーでは、地元ゆるキャラ「くるっぱ」とラジオ体操
上から眺めた「こども薬局」の様子




今回の「こども薬局in久留米」には、合計81名のお子様方にご参加いただきました。
調剤のパターンを減らせば、もっと沢山の子達に体験してもらえるのかもしれません。

しかし、久留米三井薬剤師会では、もう一歩踏み込んだ形式を取りたかったのです。

お薬を作るといっても色々な方法があるということ
「しょほうせん」という紙の意味、
付き添ってくれる保護者の方々には「かかりつけ薬局」の意義をお話しし
処方せんの有効期限の事なども織り込んでお話が進められる
そんなメリットを今回のイベントには期待しました。

また今後も、このように地域社会に根ざした活動を
(一社)久留米三井薬剤師会は積極的に取り組んでいきたいと考えています。



以下は写真集です。真剣な子供たちの輝く瞳を来年もまた見たいと思っています。

※再配布可能素材を使用しています